こんにちは。
北海道池田町の地域おこし協力隊、kuro隊員です。
もうじき年末年始休暇
帰省か自由に過ごすか
私はどのように過ごすか悩んでおります。
案①札幌に帰省する。
案②根室の納沙布岬で車中泊、初日の出を見る。
案③道の駅制覇!
案④自宅で映画と音楽とライティング(複業)三昧
全部魅力的なんだよな~決められないよな~。
まぁそんな話はどうでもいいですね。今回はちょっとマジメなテーマです。
実際どうなの?地域おこし協力隊の給料
真剣に協力隊になりたいと思っている方、興味本位で知りたい方、その他のみなさま。
リアルなお金の話です。まずは協力隊の給料はどうやって決められているかについて。
制度上のお話
1.地域おこし協力隊を採用すると国から自治体へ、隊員1人あたり400万円上限の特別交付税が支給される。
2.400万円は報償費(給料ですね)200万円※、活動費(旅費、消耗品費、研修参加費等)200万円に分けます。※平成27年度から250万円上限へと改正。
3.各自治体が最終的に支給額や支給方法を決め、隊員に給料or活動費として支給。
早い話、国のお金を自治体が隊員に割り当てているって感じです。
お察しかと思いますが、報償費=協力隊の年収です。
つまり最大でも年収250万円なので、世間一般から見たら少ない数字ですね。
※参考までに検索してみたら、「30代前半男性」の全国平均年収は「438万円」なんだってさ....すごい格差。
とは言っても、基本的に住居は無料で提供されます。
有料だとしてもその分の手当てが支給される自治体もあるとか。
仕事用のパソコンや車両に対しても補助があったりします。
田舎の出費を甘く見ないように
ただし「田舎=生活費がかからない」という認識は甘いです。
付き合いの飲み会もあれば、マーケットの小ささ故に都会よりも割高な物も多いです。
まぁそもそも年収がいくらかとか安定した生活を求める人なら、わざわざ地方に移住したり協力隊に応募しないでしょうし。
これで足りないって言うなら自分で稼ぎましょう。
協力隊で副業(私は複業と呼んでいますが)が認められているケースは多いです。
さて公開kuro隊員の給料
お待たせいたしました。2016年10月支給額です。
※青字は控除分
・報酬 200,000
・時間外勤務 9,600
・車両手当 5,000
・社会保険 28,332
・雇用保険 838
・所得税 4,050
・計(手取額) 181.380
です!!
たまたまイベントの残業分が支給されているので、ちょっと多いです(^^♪
残業が無い月は、上記の「・時間外勤務」を引いたくらいの金額でほぼ固定。
池田町は月額報酬が20万円+車両借上手当5千円なので年間で246万円となり、報償費の上限ギリギリでの設定です。
この設定には「少しでも良い人材が集まってくれるように」との理由があったようですが、その報酬額に見合う活動ができているだろうか?と時々思います。
ちなみに活動費は報償費とは別に設定されているため、また別の記事にてご紹介したいと思います。
そしてこの記事を書いてる途中に思いついたテーマ「田舎暮らしの家計簿」「田舎と都会の物価の違い」もどこかで書きます!
まとめますよ
・その1
隊員1人あたり最大400万円が国から自治体へ支給される。
(内250万円まで報償費、その他の活動費150~200万円)
・その2
池田町の報償費は20万+車両借上手当5千円。
(限度額ギリギリの設定です)
・その3
お金は大事ですが、複業でも節約でもしましょう。
(足りないから自分で稼ぐぜ!ってくらいの方が、任期後にも繋がる)
ではまた(^_^)/~